ラーメン三銃士《最終回》お袋の味に涙が…

ラーメン三銃士にお付き合いいただきましてありがとうございます。
さぁ、その最終回、大トリはもちろん『醤油』です。
が、その前に言い訳を一発☆

埼玉B級グルメ勝手にミッシュラン…
その冠に【埼玉】が付いてます。
しかし、今回ばかりは…ちょっと、ほんのちょっと埼玉をはみ出してしましました(汗)
と言ってもほんの県境でして…
ドサクサに紛れてど~~~~かひとつお許し下さいませ。

さて、そんなこんなで行ってきた街はココ☆
ド~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン!!!!!
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あれ???字が小さくて見えませんか?
そう、隣は埼玉の草加市★ここはダウンタウン竹ノ塚
ここにあるんです、私がこよなく愛する店、そして醤油味のラーメンが♪
どうしてもラーメンを語る上で外すことができない店。
私が生まれ育った原点、昭和30年代の味が♪
そう、まさにお袋の味。
と、言うことで少々うんちくを…

【お袋の味】
日本では古くから家庭における料理、炊事は母親(「おふくろ」)の仕事であったため、このように呼ばれる。肉じゃがや味噌汁、卵焼きや漬物などが代表格(出典:ウィキペディア)
しかし、かれこれ30年ほど前、私の記憶が正しければたしか熊本大学の教授がこの【お袋の味】について面白い説を唱えていた。
なぜお袋の味が恋しくなるのか?母の手料理を食べて育ったからではない。そのルーツはお母さんのお腹にいた頃、お母さんが好んで食べたもの、それがお袋の味としてインプットされる。つまり、妊娠中にコーラばかりを飲んでいると生まれた子は【コーラがお袋の味】になる。

時は既に平成26年☆平成に生まれ育った20代の若人たちよ!
そして、かろうじて昭和に生まれ育った30代の青年たちよ!
安心してください♪
あなた方の母はこのラーメンを好み、あなたが母の胎内に生命を宿した時、このラーメンを好んで食べたはずです。
よって、あなた方にはこの味がお袋の味としてインプットされてます♪
もちろん、その親御さんにあたる我々の年代には…言葉はいらんでしょう★

さて、うんちくはここまでとしましょう。後はお写真で一気に見せます。
竹ノ塚駅東口。目の前のロータリーのtちょうど裏側に位置する。
その店の名は『中華料理タカノ』
見よ!その出で立ちを。まさにこれぞダウンタウン♪
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私が訪れたのは仕事帰りの早朝5時ごろ。
そんな時間帯にもかかわらず、店内は20代と思われる若者から70代と思われる大先輩まで
その幅広い年代層の人・人・人で賑わいを見せる。
ちょうどそれは香港の屋台で目撃したあの熱気・活気・エネルギーとオーバーラップする。

そしてこれが私のこよなく愛するラーメン♪
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漂う昭和の香りに喉がゴクリ♪
チャーシュー、さやエンドウ、シナチクにナルト、それにほんの気持ち程度のネギ…
その至ってシンプルな具材。
今では高級食材を主役にするラーメンも少なくないが、あの時代はこれで十分!庶民に指示された高級食材に匹敵する。
さらに…
最近ではあまり見かけなくなったお店オリジナルのラー油☆
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この丁寧な仕事ぶりがまた嬉しい☆

よっしゃ!食うぞ!!
ジャジャジャジャ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン♪
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そこで取り出すは、誕生日にS姫より頂戴した【My chopsticks】

そして見よ!この価格☆
バ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン♪
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『価格の割に美味い店』ではありません!
『ひたすら美味い店』なのです☆
そのような店がさらに嬉しいこの価格☆

よみがえるあの幼き日々。そして滾る私のDNA☆
お袋…どうしてるかなぁ~?
今晩、電話でも…