パチスロ記~⑫最強の4番打者~

お詫びの前書き:

前回登場した検定を行う機関の名称を誤って記載しておりました。

誤⇒日遊協

〇⇒保通協

でした。ここに訂正してお詫び致します。岡嶋です♪

 

どーでもいー話ですが、少年野球時代の岡嶋の背番号は⑫です。

一応、市内の選抜チームの4番を打った事もあります。

~⑫最弱の4番打者は私かもしれません~

 

本題です♪

遂にこのネタを書く日がやってきました。

とある機種の登場により、3号機時代の一大スキャンダルとも言える事件が勃発します!

とは言っても、当時はスキャンダルだらけで一大と呼ぶのは如何なモノかと思いますが・・。

主役はコイツです♪

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コンチネンタル

押しも押されぬパチスロメーカーのトップであるユニバーサル系の系列販売会社である瑞穂製作所(現ミズホ)が製作・販売した3号機。

通称「コンチ」。

 

ここで前書きのお詫びが再浮上します(笑)。

この当時は保通協への届出は1社2機種までという制限があり(現在はこの制度は廃止)、このような背景から、同一シリーズ名称を冠しながらそれぞれが3つの別々な会社から発売されるという、珍しい販売形態となった。また、『コンチIII』の発売後に『コンチII』が発売されている。それらと区別するために「コンチ1(ワン)」と呼ばれることもあった。(ウィキペディアからコピペ)

 

初めて(?)7図柄3つ揃い以外のビッグボーナスが搭載されていたのも印象的でした。

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BAR・BAR・7揃いでBIGボーナス!

 

通常のAタイプでしたが、思えば最初っから怪しさ満点のスペックでした。

・設定毎のボーナス確率が極端にかけ離れていた。その確率の荒さが波の荒さを作り出しているというのがウリでしたが・・。

BIG確率⇒設定6(1/221.4)と設定1(1/409.6)でほぼ2倍の違いがあった。

REG確率⇒もっと露骨で設定6(1/154.6)と設定1(1/630.2)でほぼ4倍の違いがあった。

 

 

【確率を超越】した連チャンが噂になり、たちまち大人気台となりました。

ユニバ系の台らしく、BIG図柄のテンパイでリーチ音が流れます。

 

 

でも、こいつ・・実はやらかしてたんです。

 

スロットの台にはメダル投入口からコインタンクまでの道筋としてレールのような形になっているのはご存知だと思います。

コンチではこのレール部分に違法なコイン(他店からの持ち込み等)を検知するためにコインセレクターという部品が設置してありました。

 

その部品の名前は【CS-90】。

 

コイツがやらかしてたんです!

そう!答えはココにあったのです。

詳細は長くなるので、またコピぺします(笑)。

 

『コンチネンタルI』のプログラムには、通常のパチスロ機ならあり得ない「4枚目のコイン投入信号」を感知すると強制的にボーナスフラグが成立するというプログラムが組み込まれており、メーカーでは、ランダムに4枚目のコイン投入信号を発生させる機能を持った【CS-90】と呼ばれたコインセレクターとこのプログラムを組み合わせることで、保通協の審査段階では確認できないボーナスの連荘を生み出すことを狙っていた。

ところが【CS-90】は設計に問題があり、あるタイミングでコインを投入すると、本来なら通過するはずの無い4枚目のコインがセレクタを通過し、その結果セレクタが投入信号を発する(すなわちその瞬間にボーナスが確定する)という現象が発生した。このことが口コミで広がり、たちまち全国的にこの【4枚掛け攻略法】が広まったため、多数のパチンコホールで大量のメダルを抜かれるといった事態が発生し、メーカー側は急遽コインセレクターを(4枚目のコイン投入信号を発生しない)別種のものに交換するといった対策に追われることとなった。

はぁ・・ウィキペディアさんお世話になります。今後とも宜しくお願いします(笑)。

 

言うなれば、打率は10割ではないが、バットに当たりさえすれば必ずホームラン!という最強の4番打者がこの【CS-90】だったのです。

 

後に【CS-90】の設計にはメーカー自身も関わっていたとされたことから、前記の風適法違反などを理由として、『コンチネンタルI』は検定取り消しとなったほか、瑞穂製作所は3年間の遊技機販売禁止処分を受けることとなった。

また『コンチネンタルIII』(メーシー販売、やはりユニバーサル販売系列)も同様に【CS-90】との組み合わせで意図的なボーナスを発生させることが可能だったが、こちらは発覚前に対策を済ませていた為に検定取り消しを免れ、コインセレクターの交換後も長期にわたってホールの主力機種となった。

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コンチネンタルIII (A-Cタイプ)

7(セブン)ラッシュという強烈なシングルの集中を搭載しており、様々な裏物も出回りました。

 

まぁ、同じ系列でも3つもの販売会社を持っていたので、ぶっちゃけ瑞穂はお試し用のメーカーなのかもしれませんね。

ちなみに初代ミリオンゴッドも瑞穂でしたからね・・。

 

でもコンチシリーズも、結果的には全部打ちましたからね。

最強につまらなかった3号機の本当のノーマルだったのがコイツ♪

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コンチネンタルII(ユニバーサルが出したのはコイツ)

一応シングルボーナス搭載。でもコンチ唯一にして最大のクソ台でした。

 

4号機時代に自身の最高記録を叩き出したのがコイツ♪

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コンチ4X (アルゼ)

爆裂AT(スーパーRUSH)搭載機

こちらは後日じっくりと書きます。名機なので・・。

 

さて、いろいろ問題もありましたが・・(笑)。

『ドゥルルル♪ドゥルルル♪ファ~~ン♪』(細かい部分はお好みに任せますw)

というファンファーレはコンチシリーズ共通の祝福のファンファーレとして、

はたまた、4号機以降のプレミアム演出として多用され、

ユニバ系(後のアルゼ系・アロックス系)の台の象徴ともなっていました。

悪ガキだったけど、みんなに愛された。そんな台だったのかもしれませんね。

 

そういえば・・

コンチⅤって噂にはよく出るけど実際出ないよね?

出たらやっぱり、打っちゃうんだろうなぁ・・(笑)。

 

 

あとがき:

実はこの【4枚掛け攻略法】が公に明らかになったホールが岡嶋がたまに打ちに行っていたホールであった事が後に発覚!

知り合いはかなりの金額を抜いた様子で、当時は布団を叩いて悔しがったモノでした(泣)。

(何でだよ!教えろよ!お前よぉ~!って暫く言い続けてウザがられてました)

ちなみに、発覚の直後!会社の先輩のKさんのそのまた先輩って人が当時パチンコ店の社員だったので、話を聞いてみました。

『あぁ?4枚掛け?バッカお前ぇ、ンなモンとっくに対策済みに決まってるっしょ!』

ん?どっかで聞いたフレーズ・・(笑)。

Kさんの出身地域のお決まりなのかな?と一人でニヤニヤしてましたが・・(笑)。

 

ちょっと、続けて暗い話題だったので、来週は久々にパチンコでも書いてみたいと思います。

機種は来週のお楽しみ♪ では、また♪