その名は『三次郎』

次週に乞うご期待★

そう言っておきながら、随分とあいだを開けてしまいました。
誠に申し訳ございません。

連載も間隔があいちまうと、何のこっちゃさっぱり…
ですよねぇ~
そこで前回までのお話を振り返りましょう。
でも、安心してください!
今週は。引っ張りませんよ(笑)
ということで、あらすじは Just 3 sentence♪

【前回までのあらすじ】
『大物ゲスト』フジタ氏を招いてのグルメ旅は見沼区のお蕎麦屋さん。
風流なたた住まいに『蕎麦チップ』『わさび』という洒落たお通しが2人を歓迎する。
その心憎い演出に味とこだわりへの期待感が一気膨れ上がった。
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その名は『三次郎』
今年、オープンして11周年を迎えたそうだ。

当然、ざるだろう!
店に行く前からそう決めていた。
「寿司やは玉から」
それが寿司通の王道と言われている。
私は蕎麦は好きだが決して蕎麦通というわけではない。
それに『ざる』を注文するのが王道という話もない。
ただ、こだわりを持って迎える店には、こだわりを持って望む。
それが流儀…
そのような思い込みがある。
まぁ、ぶっちゃけ恰好つけているだけなんですがね(笑)
そこで、恰好をつけながらとりあえずメニューに目を落とす。
ん?????
「ざる(もり)」
はて!?これいかに?
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『ざる蕎麦』と『もり蕎麦』
蕎麦やのお品書きには必ず存在する定番2種。
その違いはを『ざる』は海苔がかけられ『もり』より値段も高い!
そう認識していませんか?
蕎麦やの出前で『もり』を注文。上に刻み海苔をかけて
「ざる蕎麦完成~」
そのような光景にしばしば遭遇します。これは大きな誤り。
この違いには諸説様々ありますが、有力なのが2つ。

まず、容器の違い☆
ざるはざるに盛り付けられ、もりそばがざるに盛られてくるっことはない!
次に、出汁の違い☆
ざるやもりを注文するとついてくる漬け汁。
そこに使用する出汁が、ざるの場合『1番出汁限定』で、もりは『2番出汁以降』だという。
つまり、ざるの方が実際にも高級品でそれなりに価格に差があるのもうなずける。
では、三次郎のこの「ざる(もり)」とは、いったい?
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フジタ氏は《舞茸天》を私は《エビ野菜天》を「ざる(もり)」と頼んでみた。
いんげん!うまっ!!!
おいおい、いんげんなんて…せめて舞茸!うまっ!!!じゃねえの?
そう思いながら食すと…
おお!たしかに、いんげん!うまっ!!!
思わず私まで。
まるで裏の庭で栽培し、とれたてのいんげんを使用しました♪感が満載
それほど新鮮でサクサクだ。
そしてついにやってきましたメインの「ざる(もり)」の正体は…
きっちり使う一番出汁の『ざる』蕎麦☆
しかし盛り付けはざる未使用の『もり』蕎麦★
お味の方は…
百聞は一見に如かず!言うまでもございません。