パチスロ記~⑬久々にパチンコ~

 

毎週のように日曜になると兄弟で朝からパチンコ屋に向かう息子たちに刺激されたのでしょうか?

『おい、俺も連れてけ!』

とある日曜の朝に父親が言いました。

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『お父さ~~~~~ん!』

聞けば、父も若い頃からパチンコが好きだったらしい・・。

そういえば子供の頃、意味なく冷蔵庫に大量のチョコが入ってた日があったな・・。

つまりはそーゆーコトだったのね(笑)。

この一言がキッカケで・・。

この日は親子3人で朝からパチンコ屋に向かう事に・・(終わってますねw)。

 

息子たちはスロット狙いに走る中、父はあるパチンコの新台に向かう。

 

2時間後・・。

 

『おい、何か凄ぇ台が入ってるぞ!』

と父が呼びに来た。

『えっ?何が?』

と聞くと父はこう答えた・・。

『なんか、1万円が連チャンする・・』

『えっ?何ソレ・・』

と驚く息子たち・・。

見ると父は既に20000発(5万円分)を超えるレシートを持っていた。

 

目を輝かせた息子たちが父の打っている台に向かう・・。

そこにご鎮座ましましていたのは・・。

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フルーツパンチ! (大一)

大当たり確率は1/240。電チューの連動により出玉を増やしていく電役タイプと呼ばれる権利モノです。

メーカーの発表当時は新潟を中心とした中部地方や関西方面の一部で爆発的な人気を誇りましたが、

関東地方ではあまり設置店が多くなく、地方での人気が噂を呼び、関東地方へも設置が進んでいった。

 

初当たりの波も荒く、数珠連チャンでポコポコ当たるかと思えば、

突然に痛烈にハマる時もあり・・

波を見極めての台移動が楽しみの一つでもありました。

(結構、カマ掘られる事もありましたが)

 

ちなみに、ウチの父親は新潟出身です。この台に引き寄せられたのも宿命と言えるでしょう(笑)。

 

当たり後の流れは下記の通りです(分かりにくいかもしれませんが・・)

まず、大当たりしたら右打ちに⇒

右側一番上のチューリップに入賞するとスグ下のチューリップが開いて入賞(最大で1個で2回開き)

この入賞がラウンド獲得数になります。

(最大8Rまで。連チャンでラウンドが2ケタになるとFと表示された)

1ラウンドで一番下のチューリップが2回開くのが4回。

その2回開く時に入賞があれば、そのスグ上の両サイドのチューリップが5秒程度開放。

という流れで出玉がジャンジャン増えていきます。

 

最大の魅力は一撃4000発OVERの大量の出玉。当時の交換率でも1万円OVERが見込めました。

しかも!その大量出玉が保留玉1回転目で23%の割合で連チャンする!という射幸心煽りまくりの台でした。

もともとは3000発前後の出玉だったらしいですが、デジタルの回転率を下げ、出玉を増やし、

一発逆転を狙う仕様にするのが主流だったようです。

 

でも、何より最大の魅力は、その連チャンシステムでした!

 

フルーツパンチの大当たり図柄は0~9までの3つ揃い10種類。

3連セグの高速回転から左⇒右⇒中の順で停止していきます。

左⇒右でリーチがかかった瞬間から中のセグがコマ送りになるんですが・・

この瞬間が一番アツいんです!

詳しくはコチラでどうぞ!(初期セルです!)

 

中図柄には0~9の赤図柄と色違いの緑図柄(当たりではありません)、

それとダミー用のH図柄とF図柄の計22種類。

この22種類の中から!

各大当たり図柄ごとに5種類の『保1連チャン確定目』が存在していました。

コイツがリーチがかかる度にランダムに抽選されていたらしく、

5/22で約23%で⇒当たればダブル確定!となったワケです。

 

詳しくは忘れましたけど、上の動画の場合・・。

初当たり時の6のリーチに対して真ん中セグは赤4からのスタートなのでダブル確定!

(6のダブル目は・・忘れましたw)

ダブルの時のリーチは1に対して緑9からのスタートなのでトリプルにはならない!という仕組みです。

(1の時のダブル目は赤奇数1・3・5・7・9の5種類)

 

ただ、それもこれも保留玉があれば!の話・・。

先に述べたようにマジで回りませんからね・・。

リーチ中に玉を打ち続けていても、当たった時に保留玉があるのは50/50くらいで・・。

保留玉が無いとせっかくのダブルの権利が無くなってしまう・・。

 

しかし、打ち手もアホじゃありません。

 

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『させるか!コラぁ~!』

とラウンド獲得後に一時的に通常打ちに戻し、保留玉を獲得して再び右打ちに戻す。

という作業を繰り返し、自力でダブルを取りに行ったのです。

時には2ラウンド分の出玉を犠牲にしても・・。

 

この様に、打ち手の実力で無限の1万円連チャンが狙えたフルーツパンチ。

親子3人、ハマリにハマりました。

ちなみに揃いも揃って親子3人の最高記録は5連チャンです。

目撃したのは7連チャンが最高です。

 

もう一度打ちたいなぁ・・。

 

てなワケで・・今回は親子2代に渡って長期にわたり夢中になった名機。

フルーツパンチのご紹介でした。

 

 

あとがき:~フルパンと言えば・・~

マジで回らなかったです。いや、本当マジで・・。

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しかしま~ぁ、その分、魅力満載の台でした。

大当たり時の後光が差すようなバックライトの点灯。

ポカァッ♪と点くんですよ。ポカァッっと・・(笑)。

さらに『コロブチカ』のリズムに合わせて連動する電チューの動きの美しさ。

そして何よりも・・。

 

無駄な演出が一切無い!

 

1回転あたり5~6秒ですよ。

リーチかかってもせいぜい20秒がいいトコですよ。

分かりますか?パチンコメーカーさん?

 

全員が全員ではないでしょうが・・。

パチンコ打つ人はね・・。

いっぱい当たりを引きたいんですよ!

ハズレならハズレで、サッサと次に行きたいんですよ!

疑似連が何回とかね。期待度が上がるってのは理解できますけどね・・。

最終的に当たらないなら単なる時間のロスなんですよ!

 

タイアップなんぞに頼らなくても古き良き時代にはこんな名機もあったのに・・。

 

今後の台作り、考えて欲しいモノです・・。

 

次回!~裏モノ実践記PART1~お楽しみに♪