ドラフト会議について

こんにちは( ゚Д゚)

今回は先日行われたプロ野球ドラフト会議について。
何となーく知ってるけど細かいルールなどは知らない方が多いと思います。何よりちょちょいルールが変わります…。

そこで現行のルールを簡単に解説していきます(‘;’)

□指名出来る選手の条件

・過去にプロ野球球団に所属した事が無い日本国籍の選手。
・日本の中学・高校(3月に卒業予定である)・大学(4年間在学している)・又はこれに準ずる団体に在学した経験のある選手。

□指名出来ない選手

・ドラフト開催年度の4月1日以降に退学した選手。
・所属連盟にプロ志望届を提出していない学生。
・前年のドラフト会議で指名され入団しなかった選手。
・中学/高校卒行後社会人野球チームへ入団した選手は3年、その他の場合は入団から2年経過していないと指名出来ません。

□ドラフトの仕組み

☆1巡目は入札抽選
テレビでよく見るくじ引きですね。指名が重複した場合は交渉権獲得の紙を引いた球団が交渉する権利を与えられます。外れた球団は別の選手を順に指名していきます。重複した場合は再度抽選となります。

☆2巡目はウェーバー制
選手を順に指名出来る制度です。現在はその年の順位が下位の球団から指名していきます。6位⇒5位⇒4位⇒3位⇒2位⇒1位の順です。抽選はありませんので指名した選手との交渉権も順に確定していきます。

☆3巡目は逆ウェーバー制
2巡目と逆にその年の順位が1位⇒2位⇒3位⇒4位⇒5位⇒6位の順で指名していきます。

☆4巡目はウェーバー制・5巡目は逆ウェーバー制で続いて行き全球団が選択終了になるまで続けます。

※球団順位についてはドラフト開催の1週間前のペナントレース順位となります。セ・リーグ/パ・リーグの順は以下の通りとなります。

・その年の交流戦で勝ち越したリーグ。
・同じ場合は総得失点差が優位のリーグ。
・上記が同じ場合は抽選にて決定。

なので2019年の場合は交流戦はセ・リーグが勝ち越したので
セ・リーグ6位ヤクルト⇒パ・リーグ6位オリックス⇒セ・リーグ5位中日⇒パ・リーグ5位日本ハム…の順にウェーバー制で指名していき逆ウェーバーはパ・リーグ1位の西武⇒セ・リーグ1位巨人…の順になります。

□何人まで指名出来る?

・原則的には10人まで出来ます。
・指名選手の合計人数が120名に達したら終了となります。

□契約金や年俸について

・規定として上限は決まっていませんが1位指名の場合の相場が1億円と申し合わせで決まっているようです。
・2位は7000円万程度・3位が5000万程度と下がっていきます。高卒・大卒・社会人などで変動があります。
・年俸は1位指名の選手で1500万の球団が多いです。これも高卒・大卒・社会人などで変動がありドラフト下位になるにつれ下がっていきます。しかし1年目は指名されれば最低500万ほどは貰えるようです。

□最後に…

指名された選手は必ず入団しなければ行けないわけではありませんので拒否する事も可能となります。近年では2016年に山口裕次郎投手が日本ハムの入団を拒否しました。
現行のルールはこのような感じです。

ドラフトが近くなると俺、指名されるかもしれない!など寒い発言をする人が周りに出てきてませんか?大丈夫ですか?

ではまた(‘;’)