先日、奥さんが子供に買ってきた本を読んでいたら「ほー!」ということが書いてありましたので書かせていただきます。
ちなみに本のタイトルはこちらです。
『10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉: 哲学者から学ぶ生きるヒント』
「どうして勉強しなければいけないの?」
「どうしていじめはなくならないの?」
「生きている意味はあるの?」
学校の先生や親がなかなか答えられない、子どもが抱えるリアルな悩みや疑問を、哲学者の言葉をヒントに解決してくれるという内容の本となります。
その中で「ほー」と思ったのがこちら。
哲学者マルティン・ブーバーさんという方の言葉です。
人間の魅力は「共感する力」「相手を思う力」があるかどうかで決まるということ。
たとえば、誰かに謝罪するときに使う「ごめんなさい」という言葉。
これを英語にすると「I’m sorry」ですよね。
「sorry」には「気の毒だ」という意味もあるので、I’m sorryには「私はあなたを気の毒に思う」という意味もあるというのです。
自分は謝る立場なのに、相手を「気の毒に思う」のは少し違和感がありませんか?
でも、ここで大切なのは
気の毒に思う気持ちは、相手への「共感」であるとのことでした。
もし、「ごめんなさい」が言えないときは、相手との関係を思い浮かべると良いらしいです。
そのときに「相手を大切に思う気持ち」があれば、素直な気持ちで「ごめんなさい」が言えそうですよね。
僕は鈍感力には自信があるのですが、共感力はそんなにありませんので意識していこうかなと思いましたです。