レディオ

こんにちは。
アストラッチャ初のインド人、テリー大沢です。

最近よくレディオを聞いています。
10代の頃はよくレディオを聞いておりましたが、
年を取るにつれ、レディオ離れが進み、
レディオを聞く機会はほぼ無かったのです。

しかし、仕事柄、運転をする機会も増え、自分の中で
第2次レディオブームが再燃しました。

そして、最近はレディオへの投稿も嗜んでおります。
まだ一度もレディオで読まれたことはありませんが、いつの日か
自分の投稿がレディオから聞こえてくる日を夢見ています。

つい先日も、仕事の帰りにレディオを聞いていると、
こんなレディオコーナーが始まりました。
「月に帰ったかぐや姫がすぐ地球に戻ってきた。その理由は?」
というお題について、レディオ視聴者からの回答を募集するというものです。
私は、これはレディオチャンスと思い、何かとんちの利いた、
おもしろいレディオ回答を思案いたしました。
そして出た答えが、
「レンタルビデオを返し忘れた」
という会心の答え。
これは絶対に読まれる!そう確信いたしました。
私はすぐに携帯の投稿フォームから送信。
今か今かと、投稿が読まれるのを期待しつつ、
レディオの前に釘付けレディオになりました。

しかし、読まれるのは他の視聴者からの回答ばかり。
ついに読まれることのないまま、家の駐車場に。
しかし、コーナーはまだ終わっていません。

もしかしたら、車を降りてから家に入るまでの一瞬で読まれるかもしれない。
そう思った私は、家に電話し指示を出しました。
「すぐにレディオの電源を入れろ!今すぐにだ!」と。
そして猛ダッシュで家へと駆け込み、レディオの前へ。
しかし、いっこうに読まれません。
もしかしたら、何らかのミスで投稿されていないのかもしれない。
そう思った私は再び、あの伝説のおもしろ回答を投稿フォームに入力しました。
そしてさらに、「いつも聞いています。がんばってください!」
と、応援のメッセージも添えました。

これは読まれる!!と100%の確信を得ました。
しかし、そんな私の期待を裏切るかのように、一切読まれないまま、
番組が終了しました。
私は、二度とレディオ、いや、ラジオを聞くまいと心に誓い、
CDラジカセを押入れにそっと片付けたのです。

涼しい夜風が優しく頬を撫でゆく、そんな、ある初秋の出来事でした。