都会の雑踏を離れ車を走らせ4時間

美しい自然が織りなすハーモニー

山と水と小鳥の囀りが微笑ましく僕の胸に響く

ああ素晴らしい大地よ

我にこんな時間を与えてくれて有難う。

そんな事を思いながら連休の旅を楽しんでいた初日の夕食、蜂に刺された。

30年振りの蜂にされた傷み、憎しみ、妬み嫉みが溢れて来た。

両隣のテーブルでは家族がにこやかに夕食を何不自由無く食べている。

私はというと？ぷっくり腫れた手をオシボリで冷やし何かをとりに行く時も手首にオシボリ。

反動でオシボリが落ちてもヒョイと手首に乗せ、明らかに不自然なスタイル

隣の子供がオシボリオジサンと言っているかのように笑っていやがる。

※あくまで個人の感想です

私はここで大きな声でスピーチをしたい！

この晩餐に邪悪な蜂が紛れ込んで居た！
しかし安心しなさい！
私が自らを犠牲にし、刺され、毒を注入され、そなた達を邪悪な蜂から守った。
だからどうか安心して晩餐を続けなさい！
そして皆の為に犠牲になったおしぼりを手首に乗せた私に感謝をし、孫の代まで言い伝え、この地に石像を立て、伝説として残して欲しい！

喝采が聞こえる。。

ふと目を開けると、蜂にされた位でギャーギャー言ってんじゃないよ。嫁が言い放った。

田舎出身のイカれた魔女め！
焼き払ってくれるわ！

そう、心で呟きながらまた目を瞑った。

お世話になっております
小林でした。