大人な映画【熱い!クールに決めろ】

ミナサンこんにちは☆ 夜の部スタッフ小林です。

さて7月に入り、梅雨はもう明けたの?っつうくらい晴れてジワジワと夏の暑さが近づいてきましたね。ちなみに、過去65年間のデータによりますと、関東地方の最も早い梅雨明けは2001年の6月20日(最も夏が長いと言われた年)で、そろそろ明けてしまう可能性も無くはなく。

また逆に最も遅いパターンですと、1982年の8月24日(史上最悪の冷夏と言われた年)と、ダラダラと続く可能性もゼロではないようです。。

…って言われて「へ~そうなんだ」と信じてくれた人はどれくらいいたでしょうか?
実は、モットもらしく説明されると、人間の心理としては、まずはそれを素直に受け入れてしまうのが自然な状態なんだそうです。

世の中には、はなっから人の話を全く信じない人なんて、
そうそういるもんではないと思いますが。。

で、実は正解は、最も早い年が 7月1日で、最も遅い年が 8月4日でした。
皆さん、ドウモスミマセン(´Д`;)ヾ

という訳で、今回は、そんな人間の心理を利用した、徹底的な嘘のつき合い・だまし合いをテーマにしたミステリー作品をご紹介したいと思います。

『ヘイトフル・エイト8』(2015年 米)
(情報提供:週刊MAOッ!!でお馴染みの
@ま○ちゃん

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これは、『パルプ・フィクション』や『キル・ビル』シリーズでお馴染みの、クエンティン・タランティーノの監督・脚本による西部劇仕立ての密室ミステリーでございます。

今回の作品は、タランティーノにとっての第8作品目の監督作品であるため、様々な所で数字の「8」を強調して織り交ぜてる作品だそうです。

余談ですが、この作品、実は撮影開始前に、脚本がネット上に流出するトラブル等もあり、一旦白紙になったという、いわく付きの作品でもあったそうです。

で、出演者は、これまたそうそうたるメンバーで、タランティーノ作品ではお馴染みのサミュエル・L・ジャクソンを始め、カート・ラッセルやジェニファー・リー他、

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過去にタランティーノ作品に出演した俳優陣が顔を揃えて、相変わらず先が読めない展開に
ハラハラする事は間違いなし!!

で、そのストーリーを簡単に説明致しますと…

時は1860年代後半、アメリカ南北戦争の集結数年後の冬、ワイオミング州の山中、各々がある理由から、大雪で足止めを食らい、嵐をやり過ごす為に一晩ロッジで共にすることになった見知らぬ男女8人。

 

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その8人の中には、賞金稼ぎの男や、その賞金首の女囚人がいたり、連邦軍上がりの悪名高き男がいたり、保安官と名乗る南軍の裏切り者がいたり。

実は彼ら8人が8人共、全員訳あり・全員曲者・全員嘘つきという、史上最悪のメンバー。
ただ偶然集まったように見えた8人だったが、実は彼らの過去には意外な繋がりがあった…
「誰かが、ここの全員を殺すぞ!」という恐怖と、そこで起こった密室殺人。

閉ざされた空間で繰り広げられる嘘と嘘、完璧な騙し合いに、まるで何が真実で、何が嘘なんだか訳が分からなくなってくる展開から、事態は予想もできない方向へと向かう…

生き残りたければ、嘘をつけ! 奴らの嘘を見破っても、絶対に自分の嘘は見破られるな!と言った駆け引きが、猛吹雪の風景を見るだけでも清涼感満載な上に、背筋も凍るようなミステリアスなスリル感も味わえて、このジメジメしたクソ熱い日本の初夏にはピッタリの作品かもしれません!!

ちなみにこの映画、残虐シーンやフルヌード等の理由から日本国内ではR18指定でございます

と言うことで、今回の結論!
嘘はつくより、つかれる方がマシ?


2016-07-07 大人な映画【熱い!クールに決めろ】 はコメントを受け付けていません 映画 男の読み物